はいさ~い!
沖縄の結婚式って県外と違うって聞いたけど、何が違うの?
人数から席順まで、違うことが盛りだくさんだから説明していくね☆
皆さん沖縄の結婚・披露宴に参列した事はありますか?
私は沖縄出身のためも、ちろん沖縄の披露宴は何度も参列しています。
しかし県外で働いていた経験もあり、そこで出会った方の披露宴に参列したこともあります。
沖縄と県外の披露宴は、大きな違いがたくさんあります。
そこで沖縄に来てビックリしないように、沖縄の披露宴について紹介します。
出席人数
沖縄の披露宴の出席者は少なくても200人はいます。
え~~!芸能人並み!
なんでこんなに多いの?
なぜなら、とりあえず連絡先知っている人には片っ端から連絡するからです!
なかには新郎の友達・・・の友達
と一度しか話したことないのに呼ばれる・・・なんてことも珍しくありません。
たくさん出席しているからといって
相手って有名人なの?
と思わないでください。
出席人数が多くても一般人の事が多いです(笑)
ご祝儀
どんな親友だろうと1万円です
本土では非常識ですが、沖縄ではこれがマナーです!
お互いで取り決めている場合は別ですが、何も決めていない場合は1万円にしてください。
席順
沖縄では雛壇から順に
- 家族
- 親族
- 職場
- 友人
と県外とは真逆に近い席順となります
これはおそらく、雛壇の反対に舞台があり、沖縄での披露宴は余興がメインになるからでしょうか?
余興は、親族より友人が楽しみますからね。
友人として呼ばれて、雛壇から遠い席でも
(え・・・?)
と思わないように注意してください。
開宴前
受付は入場時間の30分前から始まることが多いです。
席に座るとスタッフが飲み物を聞きに来ます。
もちろんアルコールも飲むことができます。
席に座ると同時に、周りの人と
「カンパ~イ🍻」
となります!
開宴前からすでにワイワイ・ガヤガヤと宴会が行われます。
開宴……の前にうちなータイム発動
そして開宴し入場です……と、その前に言いたいことがあります。
沖縄は、披露宴でもうちな~タイムがここから発揮します!
沖縄には、独特の時間の流れがあり、基本ゆっくり行動します。
飲み会などの集会や行事が遅れて始まったりします。
沖縄タイム、沖縄時間とも言われます。
入場時席に着いているのは7割程度で、ポツポツ空席が目立ちます
何でいないの?
答えは単純!遅刻です(笑)
これは当たり前です!
私はゲストが全員が揃っている入場シーンなんて見た事ありません(笑)
入場シーン見れないのはもったいないですがこれが沖縄文化です。
入場
ここからが本当のスタートです。
入場は特に変わりなく、ゲストの周りを歩いていき、祝福の言葉を貰いながら雛壇に向かいます。
これは人数が多いため、遠くからも見えるような配慮でしょう。
乾杯・スピーチ
ここから、開宴の挨拶や乾杯の音頭をとります。
???
すでに皆飲んでいるのに今から乾杯?
友人スピーチは一般的で、笑って泣いての感動的な所です。
かぎやで風
その後、友人のスピーチが終わったら、「かぎやで風」が流れます。
「かぎやで風」とは
琉球時代から伝わる、沖縄の祝いの席で始めに行う余興で、かぎやで風の曲に合わせて親族が、琉球舞踊を披露します。
しかし、最近では琉球舞踊をしている人はほとんどいないため、親族もプロから習って必死で練習します。
かぎやで風が終わると、新郎新婦は退場しお色直しとなります。
沖縄の披露宴は、友人の余興がメインです。
そのため喋る場ではないのです!
披露宴中はホント~に喋る機会がないです。
新郎新婦とゆっくり話したい方は、2次会に参加しましょう!
お色直し中
新郎新婦のお色直しが、沖縄の披露宴のメインです。
親族・友人・同僚が気合を入れて余興を行います。
余興は少なくて3つ、多いと5つもあります。
2か月前から熱心に練習して余興に挑むメンバーもいます。
この余興の完成度で今後の盛り上がりが変わってきます。
再入場
余興で会場が盛り上がったところで、新郎新婦が再入場します。
ここでキャンドルサービスを行いますが、沖縄はキャンドルサービスもひと味違います。
さすが沖縄の披露宴という感じでしょうか!
その後、初めての共同作業、ケーキ入刀など行います。
それが終わると、また友人の余興が始まります。
一体、誰の披露宴なんでしょうね(笑)
結婚式でも行うことが多いため、エイサーをリアルで見たことない県外の方は感動されるはずです。
そしてエイサーの最後には、「唐船ドーイ」という曲が流れます。
この曲が流れると、新郎新婦は舞台に上がり、そこにゲストも大勢集まり「カチャーシー」を踊るのです。
「カチャーシー」とは沖縄の伝統的な踊りで、手を頭の上に挙げて八の字を描くように回す踊りです。
\カチャーシーは3分33秒から/
親への感謝の言葉・退場
新婦の親への感謝の言葉は、いつ聞いても泣けますね。
これは沖縄でも変わりはありません。
その後、退場となり人間アーチを潜って退場していきます。
出席人数が多いためアーチを作る人も多く、退場するまで時間を要します。
ゲスト退場
その後新郎・新婦、その両親に見送られてお別れですが2次会に行かない方は、ここが唯一写真を撮ったり、会話をする時間となります。
最初に退場する場合は、後ろに何百人というゲストが待っています。
最後尾はかなりの時間を待たないといけないです。
そのため、たくさん話したいこともあると思いますが、1~2分の軽い会話や写真撮影にしましょう。
2次会~
ここからゆっくり新郎新婦と会話できる時間です。
しかし2次会でも多ければ50人近く参加することもあるので、2次会でも話す機会が少ない場合もあるのでそこは注意してください。
2次会でもプロの司会者をオファーしていくことも多く、出会いにつなげるための進行をしてくれます。
まとめ:沖縄の披露宴は朝まで飲む
沖縄の夜は長いです。
沖縄の人はお酒に強く、日の出が昇っても飲んでる人も多いので一日中遊ぶことができます。
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