沖縄の「なんくるないさー」の意味分かりますか？本当はしっかり者が使う言葉なのです。

なんくるないさー＝のんんびり、本当の意味はそんな事ないんです！

なんくるないさーを直訳すると

「なんとかなるよー」

です。

そう捉えると、のんびりな雰囲気が感じられますよね。

しかし本当の意味はもっと奥が深いんです。

本当の言葉には、なんくるないさーの前に「まくとぅそーけー」とういう言葉が入るのです。

そして、本当の言葉で説明すると

「ちゃんと準備したから大丈夫だよ」
になります。

そのため、のんびりで大らかという、楽観視で使っているのは。実は間違っているんです。

その理由を詳しく説明します。

なんくるないさーの本当の意味は？

なんくるないさーは、先ほども説明した通り直訳すると
「なんとかなるよ」
です。

しかし、そこに「まくとぅそーけー」が入ると、全く別の意味になるのです。

「まくとぅそーけー」は漢字で書くと

これを日本語に訳すと
「正しい事をしていれば」
です。

そのため
「まくとぅそーけーなんくるないさー」＝「正しい事をしていれば何とかなるよ」
になるのです。

それでは正しい事とは何なのか？

何とかなるためには準備が大事

あなたも学校に行っていた時、テストを受けたことがあると思います。

まったく勉強しないでテストにのぞんだ時

ほとんどの人が不安になるし、失敗したこともあると思います。

何もしないのに、何とかなるなんてほとんどありません。

それでは何とかなったのはどんな時ですか？

勉強を頑張って、テスト対策をしたときじゃないですか？

準備をして自信が付いた時こそ「なんとかなるよ！」って思えませんか？

何とかなるために大切なのは準備です。

何事も準備を怠っては何ともなりません！

勉強でもスポーツでも、準備もせずに成功する人なんてほとんどいません！

もう一度言います。

何とかなるために大切なのは準備です！

日本のことわざにも、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますね。それとほとんど同じ意味です。

まとめ：なんくるんないさーは、準備して余裕がある人が使う言葉

のんびりで大らかという、沖縄の県民性は間違ってないと思います。

だからと言って「なんくるないさー」は、何もかもあいまいにしているわけではありません。

大事な時はしっかり準備を怠らず、失敗しないように沖縄の人も対策をとってやっています。

これから「なんくるないさ～」って言葉を聞いたら

と思ってくださいね。