はいさ~い!
県外で運転に慣れている人でも、沖縄独自のルールや環境の違いがあり沖縄の運転は注意しなければなりません。
県外では考えられない注意点が、思わぬ事故に合う可能性があります。それを知らないばかりに、怖い思いをした人も多数いるのです。
沖縄で運転するあなたは、しっかり読んでいってください。
朝の運転は要注意!路上で眠ってる人がいる
早朝に運転する人は、路上に人が眠ってないか運転中は確認してください。
沖縄の飲み屋は、朝の4~5時まで開いているお店があります。歩く事ができない程飲み潰れ、そのまま路上で眠ってしまう人がいるのです。
「路上に注意」と掲げられたスローガンを見かけた事があります。スローガンにするほど、路上で人が眠っている事があります。
飲み屋街周辺を早朝に運転する場合は、路上を確認しながらすぐに止まれるスピードで運転しましょう。
Yナンバーには近づくな!Yナンバーとの事故は要注意!
「Yナンバーには近づくな!」、沖縄で運転する時の鉄則です。
沖縄で当たり前のように見かける、在留米軍人が所有している車(Yナンバー)が、あなたの車の近くを運転していたら、車間距離を空けるようにしましょう。
Yナンバーとの事故の場合、日本の警察だけでなはなく米軍の海兵隊も検分に来ます。
それぞれに話をしないといけないため、検分だけで2倍の時間を要し、日本語と英語で対応するためスムーズに話しが進まない事もあります。
もしかしたら、上手く説明できずこちらが不利になり……自分の方が悪い事になって泣き寝入りした、そんな事も考えられるます。
最後にもう一度言います。
「Yナンバーには近づくな!」
沖縄自動車道の制限速度は80km/h
沖縄の「沖縄自動車道」のことを【高速道路】と言うので勘違いする人も多いですが、厳密には違います。
一番の違いは「制限速度」で、沖縄自動車道の制限速度は「80km/h」です。
高速道路と同じ速度で走ってしまい、罰金を取られる人も多いです。
ETCカードは高速道路と同様に使えます。
西日が眩しい!サングラスが必要。
朝の運転はそこまで問題ないですが、夕方の日差しには気を付けてください。西日の反射は非常に強く、目が開けられない事があります。
特に冬は眩しく感じ、太陽と信号機が重なると全く見えない時があります。
サンバイザーで抑える事も可能ですが、視界が狭くなることが気になる方は、サングラスの使用をお勧めします。
十分な車間距離を!沖縄はウインカー出すのが遅い!
沖縄では曲がる寸前にウインカーを入れ急ブレーキで曲がる車が多いため、前方の車との車間距離は十分に開けておきましょう。
ウインカーを入れずに車線変更したりや曲がったりする車も多いです。
沖縄で運転する場合はウインカーは信用できないため、今まで以上にしっかり車間距離を意識して運転してください。
道路が滑りやすい。速度に気を付けて!
強い直射日光でアスファルトが劣化したり、海風による塩の結晶が地面に付着したりするため、県外に比べて沖縄の道路は滑りやすくなっています。
沖縄のアスファルトには石灰岩が混入しているため、雨が降るとさらに滑りやすくなります。
下り坂は特に要注意です。
ブレーキを踏んでも、停止するまでにタイムロスが生じます。
いつもの運転より速度を遅く、早めのブレーキを心がけてください。
バイクには気を付けて!
沖縄のバイクの運転は荒い人が多く、沖縄のバイク事故の死傷者率は、全国平均の約2倍です。(参考元:朝日新聞デジタル)
原付バイクは道路の左側を走るのが交通ルールですが、道路のど真ん中を走る人もいます。
原付バイクの二段階右折……沖縄でそんな右折見た事ありません。
信号待ちの間はバイクが車と車の間を、前や横からどんどんすり抜けていき、通れる場所が狭くても、気にしません。
私は車を運転中にぶつけられそうになった事が何度もあります。
バイクが近くを走っている場合は、十分に注意してください。
カーナビの案内には気を付けて!
知らない土地を運転する場合は、カーナビを使用することもありますが、カーナビを信用しすぎるのは注意してください。
車一台通れるかどうかの、スレスレの道を案内することがあります。
引き返したくても、引き返すことができないような道まで案内することがあり、私は何度か泣きたくなった事があります。
安全な道を案内してもらうポイントは、カーナビとスマホの両方でナビを確認しましょう。
同じ道を案内してたら、安全性は上がります。
もし違う道なら、私は「グーグルマップのストリートビュー」で、周りの道を確認できます。
少し時間がかかってしまいますが、安全な道を通るほうが大切です。
通勤時のバスレーンに注意
那覇の国道58号線の一部区間はバスレーンがあります。
バスレーンの時間帯は、
南向きは7:00~9:00
北向きは17:30~19:30
上記のようになっています。
バスレーンの時間帯は、左折する時だけバスレーンを利用してください。その時間帯に一般車がずっとバスレーンを走っていると、罰則の対象です。
詳しいバスレーンの時間帯や場所は「こちら」から参照してください。
中央線が変わる
沖縄の那覇の一部の地域では、時間帯によって中央線が変わります。
前方に車がある場合は問題ないと思いますが、自分の車が先頭だと注意してください。
- 国道507号、国道330号(那覇市在国場交差点~旭町交差点)
時間帯;7:30~9:00 - 県道29号線(那覇市在松川(西)交差点~安里十字路)
時間帯;6:00~17:30 17:30~6:00
那覇の道を始めて走る場合は必ず確認してください。
詳しい時間帯や場所は「こちら」を参考にしてください。
北部の運転は動物に注意!思わぬ事故も!
沖縄の北部には「ヤンバルクイナ」や「マングース」など珍しい動物が多く、道路を横断することがあります。
小さいため気づきにくく、思わずひいてしまう事がよくあるため、沖縄の北部では動物飛び出し注意の標識があります。
2022年は5月26日時点で10件の事故が発生しています。(参照元:沖縄タイムスプラス)
動物飛び出し注意の標識を見たら、減速して周りを確認しながら運転してください。
番外編
事故の危険はないですが、知っておいた方が良い常識を紹介します。
トランクを開ける際は、小さい動物に注意
沖縄は小さい昆虫や動物が多く、トランクを開けた瞬間飛び出してくることがあります。
ドアを開ける時やトランクを開ける時は、ビックリしないように注意してください。
台風後のガソリンスタンドは行列
台風後の車は汚れが目立つため、台風翌日は洗車をする車でガソリンスタンドに行列ができます。
給油のためにガソリンスタンドに寄る場合は、行列に並ばないでください。給油のみの場合は、待たなくても出来ることが多いです。
ちなみに台風翌日の洗車は長ければ1時間ほど待つこともあるため、自宅での洗車をオススメします。
渋滞が多い
那覇のラッシュ時間は渋滞が多く、普段は10分で通れる所が30分かかることもあります。
那覇を運転する場合は、ラッシュ時間を避けたりや、ラッシュ時間の運転では到着時間に余裕をもったりなどする必要があります。
まとめ:沖縄で運転する場合は、沖縄の常識に注意して
沖縄の運転は独自のルールや環境の違いがあり、県外とは常識が変わるのです。
早朝の運転や、バイクの運転、Yナンバーの車など注意することが14点あります。
紹介した常識を知らないと、思わぬ事故に合うため、しっかり把握して運転をしましょう。
あなたが沖縄で運転していても、事故に合わない事を祈っています。
コメント
コメント一覧 (1件)
ハイサイ!
私は中部住みですが、所用で那覇に出かけた時に感じるのがバイクのジグザグ運転や車間のすり抜けが多いような気がします。まるでベトナムやタイのような道路状況で毎回ヒヤッとします。
あと、あのGですね。なぜか車でしか見かけない茶色の小さい種族がいますよね。
沖縄市にもバスレーンが導入されるとのことでお互い安全運転を励行しましょう。